転職を考えた時に~サンクコストの呪縛~

仕事
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サンクコストを意識しないと私たちは時間を損してしまう

 例えば1週間の仕事を終えた週末。疲れてはいるけど、せっかくの花金だしこのまま帰るのはもったいない。

 

そうだ今話題の映画を見に行こう。

映画館に入ると案外空いていた。花金だもん、わざわざ映画を見に来る人は少ないのかな。

さー、テレビCMでも面白そうだったし楽しもう!

しかし、映画が始まってみるとお世辞にも面白いとは言えない、いやつまらない。

まだ30分しか経ってないけど超絶つまらない。こんなことなら早く家に帰ってゆっくりとテレビを見れば良かった。

でも、映画代1800円もしたし、ちゃんと寝ないで最後まで見なきゃもったいないな。

自分への損はできるだけ最小限に

さて、この例はサンクコストの説明によく利用されるものである。映画を見始めた時点で料金の1800円は既に支払われ返っては来ない。

つまらない映画をこの後2時間見続ける場合は、1800円と2時間をドブに捨てたことになる。映画の途中で見切りをつけて帰れば1800円は無駄になったが、貴重な2時間という時間は損しなくて済んだのである。映画を見始めてこれはもう見たくない、見る価値がないと思ったならば最適解はすぐに帰るである。

自分の人生を生きていますか

話題は変わるが 人は社会的な生き物であるので、自分のしたいことだけをして生きていくことはできない。生活費を稼ぐために仕事をしなければならないと教えられ、実際に社会人は仕事をして給与を稼いで生活している。
 

成長は人との関わりの中で生まれる


人は成長していく生き物である。学生の時は学校で級友に揉まれながら、色々な刺激を受けて成長していく。社会人になってからもそれは変わらない。社会人1年目は金の卵と言われた時代もあるが、実際は社会人に成りたての若者はスタートラインに立ったばかりなのである。そこから会社の歯車となって、先輩や上司の理不尽な要求に曝されながら少しずつ成長していくのである。屋根瓦方式での教育と言われて久しい。入社1年目の人は周りは先輩ばかりなので全て教えてもらう事ができるが、2年目からは、先輩からは引き続き教えてもらいながら1年目の面倒を見ることも要求される。自分が教える立場となることで、知識の整理やスキルアップになる事はよく知られている。
 

いつの間にか浦島太郎じゃなくて、中堅に


そうこうしているうちにいつの間にか中堅社員となっている。自分ではまだまだ一人前とは思わないかもしれないが周りを見ると自分よりも若い人ばかりとなっている。社内のことにも精通し仕事も殆ど自分一人でこなせるようになっていて、上司からの大きな指示を、自分で消化し、細かく分けて若手に振っていく事ができるようになっている。
 30代前半~40代前半頃は今のまま、この職場にいていいのだろうかと思い悩む時期である。入社後1年以内に辞めていく人たちを除くと、転職を考えるのが多いのもこの時期である。

サンクコストの呪縛

ここで伏線の回収である。新しいことを始めたい、転職をしたいという希望がある場合、それを阻む理由は色々あると思う。しかし、その理由がサンクコストの呪縛のみであれば間違いなく気を留めない方がよい。サンクコスト、すなわちせっかくこの年まで、この会社に貢献してきたのだから、今までの投資がもったいないという考えである。今までの期間は、もう返っては来ないし、その期間は既にあなたの成長や、対価としてもらった給与で解消されているはずである。そのもう戻らない時間に縛られこれからの時間を自分のために使えないというのは、もったいないと思う。

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