初めての精神科心療内科 初診で聞かれる事

メンタル

心の病はうつ病をはじめとして今では非常に一般的にあり、精神科や心療内科の敷居は下がってきたように思える。精神科や心療内科は初診(初めての通院)では診察時間を1時間以上かけるところが多い。それは、精神科的疾患は、検査でわかる事は少なく、詳細に今までの経過を聴く事(病歴聴取)で診断をつけるからである。

精神科の初診ではどのような事を聞かれるのか、どのように喋れば効率的かを紹介したい。

スポンサーリンク

初診は話を聞いてもらう場ではない

初診では、今までの経過や辛さを最大限分かってもらうために、患者さん側も沢山お話したいと思う。しかし、せっかく貴方の病状を聴取し、的確に診断する場なのに、患者さん側の分かってほしい事を聴いてもらうのに時間を費やすのは勿体ない。精神科への受診が初めてであればなおさらどこがポイントかわからないと思うため、まずは担当の先生の問いかけに端的に答えよう。最初は担当の先生のインタビューに答える形で、身を任せるのが良い。

まず聞かれるのはどうして今日来たか

これは主訴と呼ばれるが、どうして今日受診したかである。眠れない、気分が落ち込んで・・・・という理由や、自分は特に困ってないけど、家族に言われて・・・など様々な理由があると思う。

自分の言葉で飾らずに伝えてください。

精神科で重要な生い立ち(生活歴)

精神科や心療内科では、生まれてから今までどのような暮らしをしてきたかという、生活歴がとても重要である。小さい頃はどんな子供だったか、小学生の時は何が好きだったか、家族はどのような関係であったか、どんな仕事をしてきたかなど細かく尋ねる。子供の頃の事も含まれるので、記憶がない頃の事は、事前に子供時代の事を知っている人に聞いておくことがよい。小さいころの事でよく聞かれ、重要な質問ををまとめておきたい。

生まれはどこか? 出生体重は? 言葉や歩行など発達の遅れはあったか? 幼少期は親に愛着を示していたか?同世代の子供達と遊んでいたか?ごっこ遊びをしたか?偏食はあったか?人見知りをしたか?

いつから調子が悪くなったか?(現病歴)

生活歴は、調子が悪くなってないときも何をしたかを細かく尋ねる。その後、調子が悪くなってからの事を尋ねる。重要なのは、いつ頃から、どんな時に、どんな症状が、どのくらい出ているかという事である。例えばうつ病の場合、職場に行くと調子が悪くなるのか、それとも家にいる時も常につらい状態かなどである。今までに通院したことがあればその時の診断名や内服した薬もわかるとよい。お薬手帳は必ず持参しよう。

身体の病気があるか(既往歴)

精神科的な不調は検査ではわからないため、安易に診断してしまいたくなるが、背景に体の病気が隠れている事がある。そのため、今まで体の病気になった事がないか、今なんの薬を飲んでいるかなどは大切な情報である。また、精神科心療内科では初診時に血液検査や心電図などの検査をすることがある。これは、体の病気が無い事を確認するために非常に重要である。検査をせずに、例えばうつ病は、甲状腺機能低下症でも起きる事があり、体の検査をしておくことは必要である。

お酒たばこなどの習慣(嗜好歴)

お酒やたばこを吸うか、いつ頃からどのくらいの量を使用しているかなどを問う。

また、昔違法な薬物を使用したことがないかなども問う。これらの物は精神作用物質といって

精神的な変調をきたす事があるためである。

家族にどのような病気の人がいるか(家族歴)

精神科的疾患のなかには遺伝性があるものがある。家族や血のつながった親戚の状況を確認することでより診断しやすくなる。

事前に情報を紙にまとめてきたほうがよいか

診察は一般的に上記の流れによって質問されていく。そのため、上記の流れに沿って情報をまとめていけば、担当医は非常に助かり、補足で質問していく事になるため効率的である。

また、小さいころの事など、親にきかなければわからない事は、あらかじめ聞いておいてまとめてくるとよい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました