床屋さんで使うカミソリは大丈夫?新年の祝箸から考えた衛生概念

雑記
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家庭でマイ箸を使わないお正月

あけましておめでとうございます。お正月には縁起の良い「祝箸」でおせちをつつくのが日本の家庭の多くで見られます。僕の家でも、元旦に口をつけた自分の祝箸の袋に名前を書いて三が日は使用するのが通例となっています。

さて、家庭では普通自分のお茶碗やコップ、自分の箸というのが決まっている事が多いと思います。「これ、お父さんのだから嫌だ」などと主張する思春期の女の子がいる家庭なども多いのではないでしょうか。確かに、家庭では自分の箸や茶わん以外はあまり使いたくないという人がいてもいいとは思いますが、外食で不特定多数の人が使った食器を何の抵抗もなく使用できる事を考えると、家庭でのマイ箸マイ茶碗へのこだわりは不思議だなと思う事があります。

歯ブラシを共用で使えるか

家庭でもし、自分の食器が見つからなかったり、ちょうど洗浄機で洗っていたとしたら、他の家族のをちょっと拝借する事は考えられます。でも、他の家族の歯ブラシを拝借する、又は共用で使うというのは抵抗があると思います。自分も食器に関しては何の抵抗もないのですが、歯ブラシとなると、自分以外のは使いたくはありません。

スプーンもフォークも箸も、歯ブラシと同様、口をつけるのに歯ブラシは抵抗があるというのはなぜなのでしょうか。歯ブラシは、確かに口腔内に運ぶものではなく、口腔内を清掃するものであるから、自ずと口腔内に留まる時間も長く、接触する範囲も広くなります。また、除去された歯垢、歯肉からの出血が付着する可能性がある事も生理的に嫌悪する理由になるのかもしれません。

いわゆる虫歯菌は幼児期に親から子へ感染、定着する可能性が強いという事が分かっていますし、可能性は低いとはいえ、その他の感染症の可能性がある事を人は生理的に察知し、回避するために、歯ブラシの共用は嫌悪して避けるのかもしれません。

 

床屋さんで感じた嫌悪感

僕はヘアカットは特に決まった店はなく、その時の気分やタイミングによって店を決めて理髪してもらうのですが、いつの頃からかハサミやカミソリをどのように扱われているかが気になりだしてしまった。というのも、直接髪の毛や皮膚に触れ、時には出血した血液に触れてるかもしれないハサミやカミソリの衛生状態がかなり簡易的であることに気づいたからである。

ある床屋さんでは、カミソリはエタノール液と書かれたコップの様な所に、刃先だけ浸かっており、使用するときにはそこからそのまま取り出し皮膚にあてていた。そして、一通り剃り終わったらシェービングクリームはひげを流水で洗う事もなく、そのまま同じエタノール液と書かれたコップに戻していたのである。ハサミは切り終わった後、床屋さんがハサミなどを入れている腰につけているポーチに戻し、新しいお客さんの時には再度取り出して使っているところもあった。

紫外線のでる滅菌装置を使用している所もあったが、使い終わってそのまま装置に戻しており、流水で洗ったほうがよっぽどきれいになるのでは?と思うほどであった。

 

医療現場ではかなり強迫的に感染対策をしている

一方医療現場では、上記の様ないわゆる器具の使いまわしはありえない。血液の付着する注射針やシリンジは使い捨てであるし、処置で使うハサミやピンセットも完全に滅菌されたものをその人に一度だけ使用し、使用後は再度滅菌処理を施す。院内感染で最も注意しているのは、MRSAと呼ばれる、多くの人が皮膚の表面などに持っているが、抗生物質が効きにくい菌で、抵抗力が弱っている人には病原性をもたらす。それが、医療者の手を媒介して患者さんから患者さんへ伝播していくのが院内感染の一つの様式であり、そのため医療者は器具を使いまわすなどはもってのほかであり、一処置一手洗いを徹底している。

確かに、街の理容室は病院とは違うので、そこまでの完璧な除菌、滅菌は必要ないのかもしれないが、子供や高齢者、抵抗力の弱い人など不特定多数の人が訪れる場所なので、MRSAや感染力の強いケジラミなどは、感染の温床になりかねないと思います。なので病院程とは言わないが、もう少し感染対策は必要なのかなと思いました。

 

 

 

 

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