突然相続 不動産が捨てられなくなる時代

雑記
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突然相続

先日テレビで「突然相続」に関する特集がやっていた。
ある日遠い親戚の財産の相続人に自分がなっている事を知るのである。
相続といえば、今まで仲が良かった肉親が多額の財産を前に骨肉の争いに発展するというケースをきいたことがある。しかし、今回の特集では、相続したがために奈落の底に落とされた例が紹介された。

相続は負の財産もついてくる

現金や預金はいくらあっても困らないが、被相続人が不動産を持っていた場合は注意が必要である。空き家問題がクローズアップされているように、家は余ってきているのである。売れない、借り手のいない土地や家を相続しても、自分が済まない限りは持て余してしまうだろう。

不動産を所有するだけで毎年費用がかかる

不動産はかつて投機目的で購入したり、賃貸物件として貸しだして収入を得る投資物件が飛ぶように売れていた。しかし不動産は金の成る木ではない。それどころか、毎年固定資産税がかかり、土地や建物の手入れのための費用などは毎年必要経費としてかかる。今後少子化、過疎化で確実に家はあまっていくだろう。
不動産を相続できると聞くと棚から牡丹餅と思うかもしれないが、実際にその不動産が将来二束三文またはマイナスなものとならないかの調査をしてからの相続が必要である。

相続は0か100かであり一部だけ相続することはできない

相続は負債も含まれる。つまり1000万円の財産と3000万円の借金が被相続人にあったのなら、相続した人は借金返済の責任も引き継がなければいけないため、2000万円の借金だけ残るわけである。こんなの悪い罰ゲームである。
そういう場合は相続放棄の手続きができる。相続放棄はすべての財産を放棄する宣言であり、上記の1000万円の財産だけ相続したいというのは認められないのである。また、相続放棄ができるのは、相続人であることが分かってから3か月以内と定められている。つまり3か月たってしまうと、相続が確定してしまう。

不動産は放棄をすることができない

一度自分名義になった不動産はもし売れないとすると一生手放す事ができない。
これは普段の生活から考えると非常に不思議である。いらなくなったものは、捨てれば良いのである。粗大ごみや車だってお金を払えば手放す事ができる。しかし、不動産は誰か他の人が引き取ってくれなければ手放すことが出来ない。バブルの頃にできた地方の分譲リゾートマンションの価格は暴落しているときく。また、原野商法で出てくるような土地はどう考えても売りてがつかないだろう。自治体への寄付も、いわゆる負動産の場合は受け付けていないようだ。

捨てられないものはいらない

旅をするとき、万全を期し沢山の物をバックパックに詰め込む。しかし、そのほとんどは使用せずに持ち帰る事がある。荷物が思いと行動しにくいので最近は非常に少量の荷物しか持たないで旅する事が多い。人生の旅路でも、所有することなしに最低限の持ち物で歩んでいく事が主流になる時代がくるのかもしれない。

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