中島みゆきのラストツアー「結果オーライ」のセットリストが気になる!ライブのセットリストは予め予習していった方が 楽しめるのか。

雑記
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事前予習をしていた頃

僕は以前、ライブやコンサートの前には徹底的に予習をしていくタイプだった。
知らない曲を演奏されて、拍子抜けした経験からが発端かもしれないが、事前にセットリストを見て、知らない曲は聞いたりして万全を期して臨んでいた。
しかし、現在はライブやコンサートの前には情報を徹底的にシャットアウトし、何も知らない真っ新な状態で行くのが自分の通例となっている。

人は有名曲を聴きたがる

近所で公演があるので、そこまで詳しくないアーティストのコンサートに行く事がある。ファンクラブに割り当てられた席だろうか、前方のある一区画は何十年来のファンと思しき集団が陣取り、皆同じ格好をして応援していた。一方多くの人達が自分と同様そこまで詳しくないファンだったようで、有名曲を歌うと盛り上がるがマイナーな曲を歌うと割とシーンとしていた。カラオケでもマニアックな曲を歌っても盛り上がらないが、定番曲は盛り上がる。

赤ん坊の頃のように

初めて聞く曲は歌詞が聞き取れない事がある。なんて言っているのかわからずイライラする事もあった。最近はテレビ番組でも頻繁にテロップが出ている気がする。聴覚の弁別能が下がってきているのかもしれない。でもそもそも赤ちゃんの頃は言葉の意味なんて分からなかった。赤ちゃんは親の言葉が分からない。シニフィアンで満ちた世界に親の表情、態度、愛情などを赤ちゃんは受け取り単なる記号が意味のあるものへと変わっていく。
感情もそうだ。赤ん坊は最初は自分が快か不快かしかわからない。空腹では泣き、おしめが濡れても泣くが、それが不快であるという事は分かるがなぜかは分からない。親が感情を言語化して示す事で徐々に感情が具体化され発達にもつながる。
聞き取れない歌詞は、伝えようとしているアーティストの表情、態度などから感じとればいいのではないか。

Here &Nowを大事にしたい

僕たちは普段、枠の中で生活している。朝になれば起き、食事をし、夜になったら寝る。仕事も趣味も時には普段と違う事が起きる事もあるが、それも想定内なのである。そんな日常の中で、側にいて当たり前すぎる存在である自分は、普段の自分なのである。
そんな中で、初めての曲を聴く。その時自分が何を思い何を感じるかは想定できない。そして、その時の自分の感情は唯一無二である。その日その時その場所で、体調や一緒にいる人、コンディションすべてのパラメータによって変わってくるが、呼応する対象はやはり未知のものである方が、本当に予測不能である。自分が一番詳しいと思っている自分の心が何を感じるか予測できない事ってそうめったにあるものではないと思う。
また、歌詞が聞き取れない事もあるが、それをその瞬間に自分の脳がどう翻訳するかも面白い。じっくり予習をしてきたとしたら、ガイドブックの写真を確認するだけの旅のような、何かつまらなくもったいない気がするのである。意味が分からない言葉、聞き取れない言葉に自分の心が何を投影して、どう解釈するのか、それは未知なる内界に近づけるチャンスかもしれないのである。

 

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