東京2020、オリンピック、パラリンピックでも役立つ熱中症対策

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東京2020開催!

東京五輪は2020年の7月24日から8月9日まで開催される。また、東京パラリンピックは8月26日から9月6日まで開催される。前回、東京でオリンピックが開催されたのが1964年であるので56年ぶりの開催である。夏季の開催であり必須であるのが熱中症対策である。

熱中症とは

厚生労働省が熱中症とは「高温多湿な環境下において、体内の水分および塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称」と定義しています。症状はめまい、湿疹、筋肉痛、発汗、倦怠感、意識障害など多岐にわたります。

職場における熱中症予防対策

職場における熱中症による死傷者は例年400人前後だったが平成31年には2倍の1000人を超え過去10年で最多となった。今までは建設業などの屋外作業を中心に発生していたが、最近は特に屋内作業現場での発生が目立っています。
そのため平成29年より毎年「STOP! 熱中症クールワークキャンペーン」を展開し熱中症予防対策の浸透を図るようになりました。
このキャンペーンはキャンペーン期間を5月1日~9月30日までとし、4月を準備期間、7月を重点取り組み期間としています。

具体的には(各事業場における重点実施事項)

キャンペーン準備期間中に行う事
WBGT値把握の準備、作業計画の策定、緊急事態の措置、教育研修の実施などを行う。

キャンペーン期間中に行う事
WBGT(wet bulb globe temperature)値(暑さ指数)の把握
作業場にWBGT測定器を設置し暑さ指数を把握する。

WBGT値(湿球黒球温度)とは

熱中症の予防を目的に米国で提案された指標。単位は摂氏で示されるが気温とは異なる。WBGT値は人体と外気との熱のやり取り(熱収支)に着目した指標で人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射輻射などの周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標の事です。
湿球温度(Tw)黒球温度(Tg)乾球温度(Td)とすると
WBGT=0.7Tw+0.2Tg+0.1Td
WBGT=0.7Tw+0.3Tg(屋内および日照していない場合)

WBGT値の評価

身体作業強度に応じたWBGT値を超える恐れのある場合にはWBGT値の低減をはじめとした措置を講ずる

具体的対策

作業環境管理

準備期間中の「設備対策」で検討したWBGT値の低減対策を行う
休憩場所の設備
準備期間中の「休憩場所の確保」で検討した休憩場所の設置を行う。
休憩場所には氷、冷たいおしぼり、水風呂、シャワーなど体を冷やす事のできるものを設ける。また水分塩分の補給を定期的かつ容易に行える事ができるよう飲料水やスポーツドリンクの備え付けを行う。

作業管理

作業時間の短縮→WBGT基準値に応じた休憩を行う。大幅に超える場合は原則として作業を行わない作業中は心拍数、体温、尿の回数色、水分や塩分の摂取状況を頻繁に確認する。また、個人差があるのでウェアラブルデバイスなどのIoT機器を積極的に活用する。
熱への順化の有無が熱中症の発症リスクに大きく影響するため7日以上かけて暴露時間を少しずつ長くする。また服装を検討する。

健康管理

熱中症の発症に影響を及ぼす疾患を持つものは配慮する。作業開始前に健康状態を確認する。

労働衛生教育

朝礼などの際に繰り返し伝えていく。

異常時の措置

作業を離れ救急要請するなどを行う。

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