初めての学会 学生、研修医こそ学術大会に参加しよう!初心者向け服装、持ち物など。

勉強

現在多くの学術学会があり、年に1度、どこかの都市で学術集会(学会)

が行われています。学生(大学院生)や研修生(研修医)は、授業や実習、部活や勉強で忙しく余裕がない毎日かもしれませんが、気分転換に興味のある学会に行ってみるのはいかがでしょうか。

初めて学会に参加する学生向けに学会についてまとめてみました。

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学生(院生)、研修生(研修医)が学会に参加するメリット

参加費が安い
最新の知見を知る事ができる
モチベーションがあがる
色々な人と知り合いになれる

学会の参加費はメチャクチャ高い。通常1万円~2万円程もします。しかし、学生や研修医はかなり安く参加することができます。
例えば2019年のある医学系の学会の場合、非会員の当日参加は19000円であるのに対し、学生研修医は会員非会員に関わらず2000円である。破格ですね!

学会への参加するには?

学生研修医の場合は当日受付である事がほとんどなので、事前登録は不要である。当日会場へ行こう。また、学会によっては、一般の人の参加ができる場合もあります。

服装は

海外の学会では私服、普段着が多いようですが日本の学会は男性はスーツ、女性は比較的自由な格好が多いです。しかし、発表者以外は奇抜な格好でなければ普段着でも目立ちません。

集合時間は?

学会の良さは、大学の講義の様に堅苦しくなく、好きな時に行き、好きな会場で好きなだけ講演を聴き、好きな時に退室し、好きな時に帰れることである。
面白そうな会場に行き、つまらないと思ったら遠慮せず出て、他の会場に向かおう。

 

事前にプログラムに目を通しておこう

学会は大きな学会になると、同じ時間帯に様々な会場で別の講演が行われている事がある。そのため、この時間帯はどの会場に行くかなどを計画しておきたい。
会場はメインの大会場と、小規模な小会場の場合があり、小会場は入りきれなくなる恐れがある。そのため、当日の動線を何となく考えておくとよい。

会場についたらまだ何をすればいいの

会場についたらまず受付に行き、学会費を払い名札に名前を書いて首にかける。あとは自由行動だよ!

沢山ある講演名をざっくり紹介

講演名は沢山あり、どれを聴きに行こうか迷ってしまう。
まずはテーマや内容で興味のあるものを選べば良いが、沢山ある講演名についてもざっくり紹介したい。

会長講演 特別講演 会長(委員会)指名(推薦)講演

学会は普通、持ち回りで大会長が選ばれ、その会長の教室の近くなどが会場となって学会が行われます。大会長の講演が会長講演です。

特別講演は海外や国内からのゲストの有名な先生の講演である事が多いです。
海外の先生の場合、同時通訳が付く場合が多いです。
〇〇指名(推薦)講演もその道の専門家に会長や事務局がお願いをしてしてもらう講演であり、1人の先生が自分の専門領域に関して講演する事が多いです。

教育講演

これは、学生、研修医、初学者向けで、様々なテーマに関して基本から最新の知見までを網羅的に話してくれます。迷ったら、教育講演に行ってみましょう。
これも、1人又は2人の演者が発表をする一方向のレクチャーです。

シンポジウム  パネルディスカッション ワークショップ

これらのカタカナ系はインタラクティブな、日本語で言うと双方向的な内容です。
つまり、一方向的にレクチャーをする眠くなるタイプではなく、オーディエンス側も参加型です。

シンポジウムはまず何人かの演者が発表をします。通常はあるテーマに関して様々な視点からの講演を行います。例えば、「インフルエンザ」というテーマだったら、
ウイルス学の専門家が「インフルエンザウイルスの特徴について」
薬理学の専門家が「抗インフルエンザ薬について」
疫学の専門家が 「インフルエンザの流行と予防について」
感染症科のドクターが 「インフルエンザの症状と治療について」
などと15分程度ずつ発表した後、全員が壇上に上がり、フロアーのオーディエンスからの質問に答えたり、議論をしたりする様式です。
シンポジウムの特徴は、一つのテーマについて様々な視点から学ぶことができる事と、参加者も質問をしたり、議論を投げかけたりできる事が特徴です。
そのため、発表の時間と共に議論の時間が十分とられており、全体で2~3時間となる事が多いです。
パネルディスカッションもほぼシンポジウムと同じですが、指定討論者という人がいて、パネリスト達の講演の後に、議論を投げかけるきっかけを作り、その後オーディエンスも交えてディスカッションをする場合が多いです。ただ、黙っていれば指名されて発言を促される事はないので、安心して参加しましょう。

ワークショップは本来は体験型の講座の意味ですが、学会によって様々です。
例えば、超音波技法ワークショップというものは実際に2~3人のグループに分かれて、指導者が超音波の器具を実際用いて技法を身に着けるというものもありましたし、発表者が発表しながら、個人に配られたワークシートに記入しながら受講するというタイプもありました。
数人のグループに分かれるなどの、本来の体験型ワークショップは大変勉強になりますが、事前に申し込みが必要である場合が多いです。

一般演題(口演) 一般演題(ポスター)

口演はオーラルとも呼ばれ、研究の結果や臨床での疑問などを10分程度で発表するものです。大抵同じテーマごとに4~5演題が一つのセッションで扱われ、発表5分、質問3分程度のスケジュールで行われます。一つのセッションを通して聴く場合もありますが、興味のある演題毎に会場を渡り歩く人も多くいます。

ポスター発表は大ホールに自分の発表内容をまとめたポスターを張り、開会中はいつでも自由に閲覧できます。
座りすぎて疲れたらポスターホールでブラブラするのもお勧めです。
ポスター発表は開会中勝手に閲覧するタイプと、きちんと発表時間が設けられているタイプがあります。発表時間が設けられているタイプでは、そのポスターの発表者がポスターを前に発表をします。ポスター会場では発表者に気軽に話しかける事ができますので、興味のあるポスターがあれば、事前にチェックして、発表者に質問してみると、思わぬ発見や人脈が広がったりするかもしれません。

学生発表 研修症例 研修演題

これらは、学生や研修生のための発表コーナーです。この時間が設けられていない学会もありますが、ある学会は、若手の育成や教育の事もしっかり考えている学会であるといえます。同じ学生や研修医でこんなすごい人がいるんだ!とショックを受ける事もありますが、学会に来てるだけですごいと思いますよ!

学会必携!あると便利なもの

学会であると便利なものを紹介します。

小さめのバッグ

学会では普通クロークがあり、大きい荷物は預けられます。プログラムと筆記用具と飲み物程度が入るバッグがあると、重宝します。

オリジナル名刺

学会会場は社交の場でもあり、いろんな人とのコミュニケーションが生まれる場合があります。そんな時に、名刺を渡される事も多く、簡単な名刺があると楽しいです。名刺は最近はネットでも簡単に作れるので、これを機会に作ってみてはどうでしょうか。

おやつ

学会によっては、コーヒーコーナーがある場合がありますが、ない学会もあります。空腹でせっかくの講演を中座することが内容に、ちょっとしたおやつを忍ばせておきましょう。

万歩計

学会会場では歩き回ります。どのくらい歩いたかを測りたくなったらあなたも学会マニアかも。

番外編 学会の楽しみ

ランチョンセミナー

お昼は製薬会社後援でお弁当がでるランチョンセミナーがある場合があります。
最近はお弁当付きのランチョンセミナーは減少傾向である。賛否両論はあるものの、1人で参加して、お昼を外に食べに行くのが面倒な時は参加してみよう。
なぜお弁当が無料で食べられるのかなど考えながら参加すると楽しいかもです。

プチ旅行

せっかく地方の学会に来たのなら、夜や最終日の午後など、ぶらっと出かけてみよう。だいたい、観光名所がある土地で開催される事が多いので、日頃の疲れをリフレッシュしてみてはどうでしょう。

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